株式会社三菱総合研究所

June 16, 2021ICF-BAP2021募集テーマ(エネルギー・環境)

募集テーマ詳細

「すべての人がクリーンで持続可能なエネルギーを使える社会」を実現するためには、下記の社会課題の解決が重要です。 解決に貢献する社会インパクトのあるビジネスアイディアを募集します!

社会課題詳細説明解決のための糸口
①脱炭素電源推進が不十分エネルギー供給においては、安定供給、経済効率性、環境への適合、安全性の持続的な実現が求められています。カーボンニュートラルの実現に向けて、再生可能エネルギーの最大限の導入を図ることが重要です。併せて、再エネ以外の脱炭素電源(原子力発電)の利用、さらには脱炭素の技術イノベーションとして、カーボンリサイクル(DACCS等)や水素等の技術革新が必要です。再生エネルギーの予測誤差の最小化と蓄電システムとの組合せ、脱炭素に向けた技術イノベーション
②需要家の行動変容が不十分大幅な脱炭素化を進めるためには、エネルギー需要側の電化が求められています。AI・IoTを活用したエネルギーマネジメントなどの電化・省エネを促すソリューションが重要です。また、家庭では、環境負荷のスコア化などの行動変容を促す情報提供や省エネ性能の高い家電購入には特典があるなどのインセンティブ付与の仕組みの構築が重要です。電化・省エネを促すソリューション、行動変容を促す情報提供とインセンティブ付与
③サーキュラーエコノミーの推進が不十分持続可能な社会の実現に向け、必要な資源・素材を確保すべく、資源の効率利用とリサイクルが不可欠です。都市鉱山からの資源回収・リサイクルにも課題があり、廃棄物収集プロセスの効率化、バイオマス資源利用の高度化が重要です。小型家電製品など希少資源を含む廃棄物収集・リサイクルプロセスの効率化、バイオマス資源利用の高度化
④環境の汚染・破壊、生物多様性の損失工場、自動車の排気ガス、石炭などが燃焼する際に排出される物質による大気汚染は、世界の死因の4番目になっています。さらには、海洋への廃棄物投棄・流出や船舶事故などのよる海洋汚染の問題も深刻です。
汚染状況を監視・モニタリングするシステムの導入などの汚染させない仕組みや、海洋プラスチックごみの回収技術等を通して、大気・水質・土壌汚染対策が重要です。
大気・水質・土壌汚染対策、環境モニタリングを通じた事前の汚染対策ソリューション

社会課題INDEX

MRIが着目する社会問題について、定量的に可視化しています。社会にもたらす影響(インパクト)をご参考にして頂くことで、ビジネスアイディアのブラッシュアップにご活用ください。※PCでの閲覧推奨

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