株式会社三菱総合研究所

July 01, 2022BAP2022募集テーマ(ウェルネス)

募集テーマ詳細

「すべての人が健康で活き活きと輝く社会​」を実現するためには、下記の社会課題の解決が重要です。 解決に貢献する社会インパクトのあるビジネスアイディアを募集します!

社会課題詳細説明解決のための糸口
①女性の健康リスクの増大・顕在化●女性の社会進出を始めとする社会構造の変化もあり、女性特有の健康リスクが増大しています。
●育児やキャリアと両立しながらも、健康で活躍できる社会を創造するには、女性の健康リスクを早期発見し、治療・対策ができる環境整備が重要です。
●検診・受診支援、メンタルヘルス支援、子育て支援、不妊治療支援、キャリア支援
②生活習慣病による医療費の増大、高齢化による介護給付費の増大●生活習慣に起因する疾病(生活習慣病)は、現在の日本における死因の約6割、医科診療費の約3割を占めています。また急速な高齢化の進展による介護給付費の増大も問題となっています。
●これら生活習慣の改善や介護予防は、本人が意欲・喜びを感じるという内発的インセンティブに訴えることがカギであり、行動経済学(ナッジ理論)やマーケティング等の多角的な視点も含め、行動変容の新しいアプローチの探索が重要です。さらに、普通に生活するだけで改善・予防につながるような環境整備も新しい視点となります。
行動変容の新しいアプローチ(行動経済学やマーケティング等の多角的視点の活用など)
健康行動、食品・飲食行動選択における行動変容促進技術(健診/検診受診に対するポイント付与、運動実施支援サービス、禁酒・禁煙サポートツール、自分の健康状態に合った食品購入支援サービス等)
●日常生活の中から生活習慣改善・介護予防行動につながるような住環境・環境整備
③メンタルヘルスを損なう人の増大●コロナ禍の生活習慣の変化も影響し、精神疾患による医療機関にかかっている患者数は近年増加傾向にあります。
●メンタルを含む健康上の不具合による生産性低下(プレゼンティズム)や休職・離職への対策、子どもや若者のメンタルケア、高齢者の孤立への対策が重要です。
●働く人のプレゼンティズムや休職・離職への対策
●あらゆる世代別のメンタルケア、コミュニティ形成
④医療へのアクセスが不十分、不均衡●都市と地方では人口比以上に医療資源が偏在し、高齢化により、医師の慢性疾患患者の外来・入院への対処業務が増大しています。
●オンライン診療や医療のデジタル化による医師同士のナレッジ共有などを通して、資源分散、効率的なリソース活用が重要です。
●オンライン診療の普及、医療のデジタル化による医師同士のナレッジ共有

社会課題INDEX

MRIが着目する社会問題について、定量的に可視化しています。社会にもたらす影響(インパクト)をご参考にして頂くことで、ビジネスアイディアのブラッシュアップにご活用ください。※PCでの閲覧推奨

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