募集テーマ詳細
「すべての人に安全・安心な 水・食料が行きわたる社会」を実現するためには、下記の社会課題の解決が重要です。 解決に貢献する社会インパクトのあるビジネスアイディアを募集します!
社会課題 2-1 | 世界的な食料生産・流通・選択における環境負荷の削減 |
内容 | ◇ 現状のトレンドでの食料消費構造の持続可能性が問われています。 ◇ 食料生産、流通、食行動の選択等における環境負荷(飼料穀物生産のための灌漑農 業の水、土壌問題も含め)は今後、より一層、世界共通の課題になっていくと予想 されます。 ◇ そのため、食料生産・消費のあらゆるプロセスにおける環境負荷低減の取組を考え ることが重要となります。 |
解決の糸口 | ◇ 既存農業の延長線上のイノベーション、新しい食料生産システム(培養肉、ゲノム 編集、昆虫食、3Dプリンタ活用など) ◇ 食品生産・流通における環境負荷低減技術(牛のメタン排出を低減する技術、稲作 のメタン排出削減技術)、環境負荷削減の観点からのデリバリーサービス、食ロス 削減技術 ◇ 食品選択や飲食行動を、環境によい方向、より健康的な方向に促すサービス(ター ゲット/流通・外食向け:価値/消費者のスマートな消費志向を喚起することによ って差別化を実現できるようなプラットフォームサービスなど) |
社会課題 2-2 | サプライチェーンの効率性・信頼性不足の解消 |
内容 | ◇ 食のサプライチェーンは、安全安心面の観点からトレーサビリティ向上(食品偽装 や食品テロ等などへの対応を含む)、食品ロス・食料廃棄への対応、低労働生産性 (ICT化の遅れや物流危機など)への対応など、様々な課題を抱えています。 |
解決の糸口 | ◇ 生産・供給・消費の見える化による高効率化、食のトレーサビリティ向上、輸出拡 大に向けたプラットフォーム ◇ 農業生産・農産物流通の非効率を改善し、食品の安全性・安心感のレベルアップ や、生産者の所得向上を実現する技術やサービスプラットフォーム |
社会課題 2-3 | 食の多様性の確保と食を通じたコミュニケーションの推進 |
内容 | ◇ 「孤食 」「 個食 」 が増加する中、栄養摂取の偏りや不足を招くことも問題とな っています。また幼少期の孤食は成長期の身体や心にも影響を与えます。 ◇ 特にポストコロナ社会では 、 食を通じた多様なコミュニケーションが求められて おり、食プロセスを通じたコミュニティ形成など、豊かな社会実現のために食に求 められる役割は大きいと考えられます。 |
解決の糸口 | ◇ 食のパーソナライズ ◇ 食材を作る、調理するプロセスの共有 ◇ 食べるプロセスにおけるコミュニケーションの仕組み・地域コミュニティ形成 |