趣旨・目的
人口減少・高齢化、地域の多様かつ複雑な社会課題への対応として、地域社会においては公助から共助・自助へのシフトが必要となっています。この潮流をデジタル活用にて加速させるため、「地域共創DX」を構想しました。
本研究会では、地域共創DXの一つの取組みである「住民ポータル(※)による行政・地域デジタル化の推進」について、官・民の皆様で検討します。「地域共創ポータル」を地域デジタル社会の入口として、行政や地域(地域に関わる各種団体・民間企業)における住民タッチポイントを増やし、コミュニケーション強化(相互理解の深化)や生産性向上を目指します。
※この住民ポータルをここでは「地域共創ポータル」と呼びます。
活動内容
先進的な取組みや、民間企業の社会課題解決型デジタルサービスを紹介のうえ、アンケートやグループディスカッションなど、参加型の研究会として、以下の内容を検討・実施します。
- テーマ(例:こども、教育、福祉、防災、健康等)ごとの利用シーン/ユースケースの検討
- 必要となるデジタルサービスのアイデア抽出
- 地域共創ポータルの導入効果、導入手順、持続可能な運営方法等に関する検討
研究会の実施予定
■第1回研究会 2023年7月14日(金)13:00-14:30
会場・オンライン同時開催
- 地域共創DXの構想説明
- 講演:住民ポータル関連(スマートシティ含む)の取組み事例紹介
- 民間企業による住民向けデジタルサービスの紹介
■第2回研究会 2023年8月下旬
オンライン個別ワークショップ形式
※参加団体を3グループ程度に分けて実施
- アンケート結果に基づくディスカッション
- ユースケース検討、導入効果整理
■第3回研究会 2023年9月下旬
会場・オンライン同時開催
- 個別ワークショップの結果共有
- 地域共創ポータルの実装機能案、運用ガイドラインに関するディスカッション
想定メンバー
1)自治体
住民ポータル、自治体スーパーアプリや民間サービスとの連携にご関心のある団体
2)民間企業等(ベンチャー企業を含む)
自社サービスを社会課題解決に利用したい団体、官民連携サービスにご関心のある団体
行政サービスを含め地域住民向けにスマートフォン利用のサービス・ソリューションをお持ちの団体
研究会参加方法
下記の【研究会参加申込 兼 第1回研究会出席確認】のURLよりお申込みください。
第1回研究会に参加できない場合でも、研究会への申込は可能です。
第1回開催概要
開催日時 | 2023年7月14日(金)13:00-14:30 |
開催形態 | 会場・オンライン 同時開催 |
対象 | 未来共創イニシアティブ 会員自治体・ベンチャー企業ほか |
プログラム | (1)複合的な課題をデジタルで解決する地域共創DX(仮題) 株式会社三菱総合研究所 (2)講演「【東広島市事例紹介】住民とのデジタル接点獲得戦略と住民ポータルサービス(仮題)」 ネットワンシステムズ株式会社 (3)講演「対面遠隔デジタル窓口の提供事例(仮題)」 SocioFuture株式会社 ※その他、事例紹介、サービス紹介等を予定 |
ご参考 | MRIマンスリーレビュー 2022年11月号 ・特集1 「地域共創DX」でサービス創出 ・特集2 「つなぐ」ことで地域課題解決を ・特集3 デジタル社会を切り拓く「地域共創ポータル」 |
研究会参加申込 兼 第1回研究会出席確認 | お申込受付は終了いたしました |
※プログラムの内容は予告なく変更になる場合がございます。予めご了承ください
本研究会に関するお問合わせ
三菱総合研究所 地域共創DX研究会事務局 担当:小峰、青木
E-mail: reg-cc-dx@ml.mri.co.jp