開催趣旨
「心理的安全性」という言葉を聞かれたことはありますか?
この言葉は、ハーバード大学のエイミー・C・エドモンドソン教授が1999年に提唱したもので、「チームの他のメンバーが自分の発言を拒絶したり、罰したりしないと確信できる状態」と定義されています。組織やチームが上手く動くために必要な要素は多くありますが、ウィズコロナでのチーム形成が求められる今、再び脚光を浴びている考え方の一つです。
2015年にGoogleが次のような研究成果を発表しました。「重要なのはチームのメンバー構成より、チームの協力体制がどのようなものかであり、その協力方法で圧倒的に重要なのが心理的安全性である。また、心理的安全性が高いチームは離職率が低く、収益性が高い・・」など。つまり、心理的安全性の確保は従業員の利益のみならず、業績向上にも寄与するとのことです。また、NASAからも「心理的安全性が欠如し、危機管理が機能しなかった」という報告もあります。
さて、私たちの今の職場やチームはどうでしょうか。皆さまの職場に「心理的安全性」はあるでしょうか?「いや、そんな環境で良い仕事ができるはずない」「むしろ厳しい規律こそが大事」と思われる方もいるかもしれません。ぜひ、この機会に「心理的安全性」について一緒に議論してみませんか。ご参加、お待ちしています。
ご参加いただきたい方
- 心理的安全性にご関心のある方(肯定、否定どちらでも)
- イノベーションを起こしやすい組織、リスクに強い組織へご関心のある方
- 今の職場やチームに何か足りないのでは、とお感じの方
開催要領
(1)スケジュール
- 第1回ディスカッション:2月1日(火)15時~17時 【終了いたしました】
- 第2回ディスカッション:3月1日(火)15時~17時 【終了いたしました】
(2)ディスカッション内容(予定)
- 第1回ディスカッション
- 心理的安全性とは何か、その必要性
- 私の組織における心理的安全性
- 心理的安全性を確保するための課題
- 第2回ディスカッション
- 第1回ディスカッションの振り返り
- 心理的安全性の確保に向けた方策
- まず、何から始めると良いか
(3)形式
- オンライン開催
- 可能な限り多くの意見を共有できるよう、適宜、グループディスカッションを行う予定
参加申し込み
お申し込み受け付けは終了いたしました。
本ディスカッションに関するお問合わせ
三菱総合研究所 未来共創イニシアティブ 担当:高橋、片岡、玉川
E-mail: ps-dis@ml.mri.co.jp