活動報告
「ICF Autumn Forum 2025」(9/17)開催
「ICF Autumn Forum 2025」を開催し、会場とオンライン合わせて約100名の方々にご参加いただきました。
社会課題研究報告として、「社会課題リスト2025」の概要、上半期に実施した「社会課題ディスカッション」、下半期より実施予定の「出前社会課題ディスカッション」を紹介しました。その後、下半期のICF活動計画について、7つの重点テーマを共有しました。後半は、新規会員を中心に先進的な取り組みを進めている8社・団体に登壇いただきました。交流会では、6社・団体にブースを設置いただき、参加者同士の活発なネットワーキングが行われました。
詳細は、ICFサイトにて近日公開予定の開催レポートとアーカイブ動画をご覧ください。
「ICFロボット研究会#3 ~ロボット研究の最先端、そして社会実装へ~」(9/24)開催
ロボット研究会としては初めてのリアルイベントを東京科学大学にて開催しました。
「ソフトロボット」の最先端研究に取組む、東京科学大学工学院の前田真吾研究室と難波江裕之研究室を見学。その後、前田真吾教授、川崎重工業株式会社より、最先端ロボット研究やその社会実装等についてご紹介いただきました。三菱総合研究所からは、今年度の自主研究「AIロボティクス研究」を報告しました。
事業から距離があると思われている「ソフトロボット」の社会実装例(介護における摘便ロボットへの活用)や、研究者の生の声を聞ける貴重な機会として、満足度の高いイベントとなりました。
詳細は、ICFサイトにて近日公開予定の開催レポートとアーカイブ動画をご覧ください。
第10回「ICFオンライン座談会 ~女性活躍推進の次の課題と解決策を考える~」(9/25)開催
株式会社NTTデータ 技術革新統括本部Innovation技術部 イノベーションセンタ 末吉 亜樹子 氏・ソーシャルデザイン推進部 白石 有里恵 氏をゲストにお迎えして、先進的なDE&I施策の制度と、女性たちのボランタリーな取組みから発展した互助機能「リアルワーママコミュニティ」をご紹介いただきました。
義務でもオフィシャルの制度でもない、ボランタリーなコミュニティならではの良さと可能性について議論しました。
詳細は、ICFサイトにて近日公開予定の開催レポートとアーカイブ動画をご覧ください。
トークセッション「データがつなぐ未来社会 ~医療からビジネス、そして市民へ~」(9/30)開催
「データをどう集め、どう活かすか」を多角的に議論し、産業や生活に広がる未来像を考えるトークセッションを開催しました。
本イベントは、ICF会員である一般社団法人ヘルスケアイノベーション協会との共催として開催。パネルディスカッションでは、データ収集におけるステークホルダー間のメリットの担保の重要性や、具体的なデータ活用事例の共有がデータの収集促進につながることなどが議論されました。
さらなるビジネスへの展開を念頭に、新しい収益モデルの創出や多様なデータを集めた市場拡大戦略などを議論する、第二弾のイベントを検討中です。
詳細は、ICFサイトにて近日公開予定の開催レポートをご覧ください。
「株式会社アカリク・ICF共催セミナー:民間企業における博士人材の活躍促進セミナー」(ライブ配信9/18・9/25・10/2 ※各回翌週に録画配信)開催
「博士人材の民間企業における活躍促進にむけたガイドブック」(経済産業省・文部科学省、2025年3月発刊)の作成に有識者として協力した株式会社アカリクと、作成支援を受託した三菱総合研究所との共催による「博士人材の『捉え方』『見極め方』『活かし方』」のセミナー(全3回)を開催しました。
3回合計で約280名のお申込みをいただきました。参加者アンケートでは各回とも高い満足度をご回答いただき、好評のうちに終了いたしました。
また、毎回とも多数のご質問をお寄せいただき、第1回は「新卒で入社する博士人材に、どのようにビジネスの感覚を持たせればよいのか」、第2回は「博士人材として入社された方は、入社後どのような評価を受けておられるのか」、第3回は「中小企業において、博士人材を採用する意義はどのようなところにあるのか」などをテーマに質疑応答が闊達になされました。
大阪・関西万博コラム ~“リアル”テクノロジーが創造する未来社会~
2025年7月、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)を視察しました。未来社会の実験場である万博の中でも、デジタル空間に限らずリアル空間まで直接働きかける技術(“リアル”テクノロジーと呼びます)が特に印象的でした。そのリアルテクノロジーの紹介と万博で展示する効果、そしてリアルテクノロジーが創造する未来社会の展望をコラムとして執筆しました。
第1回:https://icf.mri.co.jp/information/information-24434/
第2回:https://icf.mri.co.jp/information/information-24447/
今後の予定
10/15発行 第2四半期活動報告
2025年7~9月の活動をとりまとめた第2四半期活動報告を発行予定です。
12/12開催「核融合産業研究会」
近年再び注目が集まっている「核融合」をテーマに、最新のトレンドや実際に動いているプロジェクトを題材にした勉強会を開催します。
初回は2025年6月に産業団体「J-Fusion」より発行されたフュージョンエネルギー白書の解説や、三菱総合研究所による核融合業界の最新情報の共有を予定しています。第2回はITER、FAST、Helixなど、国内プレイヤーが取組むプロジェクトを題材として技術開発の到達地点を探ります。
本研究会は核融合産業のすそ野を広げることを目的としており、これまで核融合に関わったことのない方にご参加いただける設計としております。ぜひお気軽にお越しいただければ幸いです!
詳細につきましては、後日改めてご案内します。
会員ニュース
一般会員(スタートアップ企業)の9月のプレスリリース
https://icf.mri.co.jp/wp-content/uploads/2025/10/icf_mn_202509.pdf
社会実装に関わる取り組みを中心に、ICF推進オフィスで特に注目した記事は以下の通りです。
◇株式会社WizWe
WizWe習慣化研究所、ドライバーの睡眠改善プログラムにおける行動段階と成果の関連について発表
◇エアロセンス株式会社
東海旅客鉄道株式会社とエアロセンス株式会社、トンネル内で長距離自動飛行が可能なドローンの制御方法を共同開発
◇株式会社デジリハ、株式会社テンクー
「J-StarX AI Medicalコース」参加スタートアップ12社が決定!
◇bitBiome株式会社
「Forbes Asia 100 To Watch 2025」への選出及びForbes(米国)での掲載について
◇株式会社フェイガー
フェイガー、連携の津南町でカーボンクレジット地産地消モデルを実現
新規会員
9/12~10/6に2社がご入会されました。
《ICF会員一覧》
https://icf.mri.co.jp/member
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