株式会社三菱総合研究所

未来共創プロジェクトSeptember 24, 2024人間拡張・バーチャルエコノミー領域 アイデアソン 開催報告

「人間拡張・バーチャルエコノミー領域」第二弾として、スタートアップのシーズを基軸にビジネス上の有用な活用方法を探索するワークショップ(アイデアソン)を開催しました。当日は、12名が2グループに分かれて議論し、社会課題解決に向けた共創アイデアを創出しました。

はじめに、ICF事務局より、スタートアップ10社程度のシーズを紹介。また、当日参加されたリアルバーチャル株式会社(※1)、mirrorX株式会社(※2)より、自社のシーズをご紹介いただきました。
その後、6名ずつの2グループに分かれてディスカッションを行いました。グループディスカッションは、株式会社Mogura(※3)代表取締役の久保田 瞬氏とICF事務局の共同で進行。参加者の皆さまが事前に検討された解決したい課題やニーズをお互いに持ち寄り、共創による解決の可能性について意見交換を行いました。
2回目は、メンバーを入れ替えてディスカッション。異なるメンバーと意見交換をすることで、異なるシーズや異なる視点が加わり、新たな共創の可能性が生まれました。
例えば、バーチャル演奏、バーチャルハイキング、オンライントレーニングなどのアイデアや、2025年に開催される大阪・関西万博で具体的な共創に取り組む可能性についても言及されました。

今回のアイデアソンを契機に、具体的な共創活動を推進するとともに、次回(11-12月頃を想定)のアイデアソンの企画検討を進めていきます。そのアイデアソンなどを踏まえ、社会課題にどのように解決できるのかについて年度内に整理し、発信していく予定です。
人間拡張/バーチャルエコノミー領域のシーズを社会課題の解決に活用されたい方は、ICF事務局までお問合せください。

アイデアソン概要

開催日時2024年9月5日(木)10:30~13:00
開催場所三菱総合研究所 4階大会議室CD
参加者ICF会員10名、ICF事務局2名
当日プログラム
    (1)シーズ概要紹介
(触覚技術、XR、メタバース、デジタルツイン、サービスインフラ等)
    (2)グループディスカッション#1
・各課題への解決策・ユースケース検討
    (3)グループディスカッション#2(メンバー変更)
・各課題への解決策・ユースケース検討
    (4)個人ワーク
・取り組みたいユースケース選定
    (5)検討結果の共有

※1:インパクト起業家ストーリー#20
誰でも、どこでも、クリック一つで広がる3Dの世界。メタバースの研究を極め、3Dの新しいビジネス空間を提供する(株式会社テンアップ、現リアルバーチャル株式会社)

※2:インパクト起業家ストーリー#33
世界初、専用機器を一切使わずスマホとテレビだけでメタバースを体験できるVRアプリ(mirrorX株式会社)

※3:インパクト起業家ストーリー#43
バーチャルがもたらす新たな体験を通じて、豊かな社会を追求する国内最大級のXR専門メディア(株式会社Mogura)

本イベントに関するお問合わせ

三菱総合研究所 未来共創イニシアティブ 担当:藤本・水嶋
E-mail: icf-inq@ml.mri.co.jp

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