株式会社三菱総合研究所

July 01, 2025ICFロボット研究会 #2 ~テクノロジーの先駆者が描く未来社会~

ICFロボット研究会、第2回イベントを開催します。
本イベントでは、研究会の注目領域である「農業」と「施設管理」をテーマに、大学発ベンチャー等が描く未来社会を紹介します。

Day1「農業」では、豊橋市の桑原様と輝翠(きすい)社の小林様より、農業における人手不足の解決策となるロボットの可能性や、ロボットの多機能化による農家のコスト削減、行政とベンチャー企業の連携の可能性等についてお話しいただきます。
Day2「施設管理」では、アイ・ロボティクス社の安藤様とTriOrb社の石田様より、施設管理(清掃・点検)等における、人手不足への解決策となるロボット等の可能性やその具体的な活用方法、デジタルツインとの融合、それらを踏まえて未来の建物の姿等についてお話しいただきます。

また、両日の終盤では、質疑応答や登壇者によるフリーディスカッションを行います。
ぜひご参加ください!

なお、今年度のICF活動方針(技術/シーズから社会課題をとらえる・考える他)につきましては、2025年度ICF総会開催報告をご参照ください。

開催日時【Day1】7月30日(水)12:00 – 13:00
【Day2】7月31日(木)12:00 – 13:00
※終了時刻は多少前後する可能性がございます。
開催形態オンラインのみ(Zoom)
※本イベントは記録のため、音声および画像データを取得する場合があります。
対象【原則会員限定】
ICFロボット研究会が取り組む、以下のことにご関心のある方
・未来・SF思考的な未来社会の構想
・未来の農業や施設・建物の姿
・農業や施設・建物内でのロボット活用
・先進要素技術(触覚技術、ソフトロボット、生成AI、次世代移動技術等)
参加申込方法下記URLよりお申込ください。
https://mri.smartseminar.jp/public/application/add/9488
※視聴用URLは、開催日前日までに参加申込者に別途ご案内いたします。

登壇者プロフィール

【Day1(農業)】
豊橋市 産業部地域イノベーション推進室 首都圏担当主査 桑原 裕明 氏

・2005年、豊橋市役所に入庁して20年目。そのうち16年間は、中心市街地の活性化、企業誘致、産学官連携など、産業振興に従事。
・2024年4月からは東京を拠点に、首都圏と地域をつなぐ新たなネットワークづくりに奔走中。官と民、市町村の枠を越えた「共創」をミッションとする。
・共感できる人、挑戦する人、“愛”がある人をとことん応援。
・年間200万人が訪れる「道の駅とよはし」のアンバサダーを務めるほか、豊橋発祥とされる伝統の手筒花火の花火師としても活動中。
 
 

輝翠株式会社 事業開発マネージャー 小林 輝之 氏

・輝翠は、果樹や野菜など農業の屋外フィールドを自動走行可能なAIロボットを開発/製造・販売する、東北大学・千葉大学関連ベンチャー企業。
・豊橋市「アグリテック実証支援事業委託業務」令和5年度採択及び、創業者のタミル氏は「MIT Tech Review Japan Innovators Under 35」に選出等の実績あり。
・小林氏は、前職のスタートアップ支援企業で、大手企業とスタートアップの事業共創サポートや地方都市発のスタートアップの成長支援事業のマネジメントを経験。
・2023年に輝翠株式会社に参画し、日本国内案件の事業開発〜営業までビジネス側全般を担当。
  

【Day2(施設管理)】
株式会社アイ・ロボティクス 代表取締役社長 安藤 嘉康 氏

・アイ・ロボティクスは、施設管理のDX化に向けて、ドローンやロボットをセンチメートル精度で制御し、デジタルツイン化する技術を開発・提供するベンチャー企業
・安藤氏は、人が入れない施設の点検調査作業のロボット開発依頼を受けたことをきっかけに、同社の前身となる産業ロボティクス勉強会を発足。
・2016年に同社を設立し、鉄道や製鉄業をはじめとしたプラント企業等と、デジタルツインを活用に向けた共同実証を実施。
・なお同氏は、ドローンショーなど、芸術における先端技術導入にも携わる。
 
 

株式会社TriOrb 代表取締役社長 石田 秀一 氏

・TriOrbは、3つの球体を利用した“全方向移動機構”をコア技術とする、移動技術に特化したスタートアップであり、産総研および九州工業大学の研究成果をもとに設立
・石田氏は九州工業大学博士後期課程修了後、産総研にて製造業向けの生産システム/プロセス評価に関する研究に10年取り組んだのち、JSTの支援を受け2023年に同社を設立。
・2025年にプレシリーズB2ラウンドを実施し、累計資金調達額は13.5億円
・学生時代には、自律移動ロボットの世界的な競技会であるRoboCup Soccerでチーム代表として日本大会優勝、世界大会技術部門2位を受賞に導く。
 

プログラム(予定)

■7月30日(水)Day1(農業)

12:00 – 12:05オープニング
12:05 – 12:20取組事例共有
(豊橋市 桑原 裕明 氏)    
12:35 – 13:00取組事例共有
(輝翠(きすい)株式会社 小林 輝之 氏)
12:35 – 12:55フリーディスカッション・質疑応答
12:55 – 13:00クロージング

※質疑応答等の状況により、時間を延長する可能性がございます

■7月31日(木)Day2(施設管理)

12:00 – 12:05オープニング
12:05 – 12:25取組事例共有
(株式会社アイ・ロボティクス 安藤 嘉康 氏)
12:25 – 12:45取組事例共有
(株式会社TriOrb 石田 秀一 氏)
12:45 – 12:55フリーディスカッション・質疑応答
12:55 – 13:00クロージング

※質疑応答等の状況により、時間を延長する可能性がございます

本イベントに関するお問い合わせ

三菱総合研究所 未来共創イニシアティブ 担当:山田・水嶋
E-mail: icf-inq@ml.mri.co.jp

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