ICF「脱炭素アクセラレーションLab」イベント
~これまでのDDWの振り返りとネクスト・アクションのディスカッション~
2025年4月14日(月)三菱地所が運営するイノベーション拠点「0Club」において、昨年度に3回実施したカーボン・クレジット Deep-Dive Workshop(通称DDW)の最終回として、振り返りディスカッションを開催しました。
ディスカッションでは、政策提言に向けたエコシステムづくりや需要家フレンドリーな場の構築などカーボンクレジット市場形成に向けたボトルネックとネクスト・アクションの具体的なアイデアについて掘り下げました。会場参加者の方とのフロアーディスカッションの時間も多く設定し、インタラクティブな会合が出来ました。
当日は、会場とオンライン合わせて約130名にご参加いただきました。

(話題提供:日本GX総合研究所 鳥井様)

(ディスカッション)
<当日プログラム>
16:00~16:15 | 話題提供(15分) 「カーボンクレジット市場形成にあたる論点共有と、ICFの次年度活動計画」 三菱総合研究所 戦略企画部 シニアプロデューサー 中村 京春 |
16:15~16:30 | 話題提供(15分) 「スタートアップ目線で見た時のカーボンクレジットの魅力、カーボンクレジットを用いた新しいビジネスの潮流」 株式会社日本GX総合研究所 代表取締役共同CEO 鳥井 要佑 氏 |
16:30~16:40 | 休憩(10分) |
16:40~17:30 | ディスカッション(50分) 「市場形成に向けたボトルネックと具体的なネクストアクションを考える」 【登壇者】 ・株式会社商船三井 カーボンリムーバル事業チーム サブチームリーダー 村尾 拓哉 氏 ・株式会社東京証券取引所 カーボン・クレジット市場整備室 課長 軍司 夏子 氏 ・東京海上日動火災保険株式会社 火災・企業新種業務部 企画グループ R&Dチーム ユニットリーダー 成山 大道 氏 【ファシリテーター】 ・カーボンバリュー・ソリューションズ 代表 小島 浩司 氏 |
17:30~18:30 | ネットワーキング |
登壇者の方々より、カーボン・クレジット市場は今後大きな成長が見込まれることや、中長期的な視点を持ちながら、足元から着実に取り組んでいくことの重要性などが語られました。また、認知の向上、ルールの整備、需要の拡大を進めるためには、企業間の連携や共創の取り組みが不可欠であり、日本においてもエコシステムの構築が必要であるという認識が示されました。
今後、ICFではカーボンクレジットに関わるステークホルダーが連携したルール形成に向けて、働きかけていく計画です。具体的には、政策提言に向けたエコシステムの構築や、トライアル調達などを予定しています。
当日投影資料は下記よりご覧いただけます。
※登壇者のご事情により一部資料のみの掲載となります。ご了承ください。
話題提供:三菱総合研究所 中村
話題提供:日本GX総合研究所 鳥井様
パネルディスカッション
※未来共創イニシアティブ(https://icf.mri.co.jp/)
三菱総合研究所は、多様なステークホルダーが参加するオープンイノベーションおよび共創活動を通じて、社会課題の解決・社会実装、コレクティブインパクト創出を目指す会員プラットフォーム“未来共創イニシアティブ”(Initiative for Co-creating the Future:ICF)を運営しています。
お問合せ先
株式会社三菱総合研究所
カーボン・クレジットDeep-Dive Workshop 事務局
東京都千代田区永田町2-10-3(〒100-8141)
E-mail: icf-inq@ml.mri.co.jp