ICF事務局が注目する海外のスタートアップをご紹介します。6分野(ウェルネス、水食料、エネルギー環境、モビリティ、防災インフラ、教育人材育成)の社会問題を中心に、さまざまな社会課題解決型事業に取り組む海外事例を取り上げます。
2022年
- 代替肉
食肉消費量は高所得国において多い傾向があり、代替肉による環境、社会、動物福祉へのメリットが注目されている。本記事では、植物肉スタートアップとしてNovameat社(スペイン)、培養肉スタートアップとしてMirai Foods社(スイス)を取り上げる。 - ブロックチェーン
ブロックチェーンは、取引の記録や資産の追跡を容易にし、ビジネスの信頼性と効率性を高めるとともに、新たな機会をもたらしている。本記事では、金融系のDebitum社(ラトビア)、医療系のBlockPharma社(フランス)を取り上げる。 - 依存症治療
依存症は慢性的な脳の障害であり、単なる行動の問題や間違った選択の結果ではないと定義されるようになっている。本記事では、この定義に基づいてテクノロジーを活用して治療を試みているZPharm社(カナダ)、Virtual Rehab社(エストニア)、Nulife Virtual(米国)を取り上げる。 - 恵まれない地域のアートを振興する
アートで生計を立てることは従来の社会構造では難しく、経済的に恵まれない地域では自由に創作活動を行うこともままならないことが多い。本記事では、そうした地域の支援に取り組んでいるBEAT Global社、Culture Push社(いずれも米国)を取り上げる。