新年度開始に際し、4月18日午後、2023年度ICF総会をハイブリッド形式で開催しました。
会場となった三菱総合研究所本社オフィスには約90名の方にお越しいただき、オンライン視聴者も合わせて170名超の皆様にご参加いただきました。
たいへん多くの方々にお集まりいただき、誠にありがとうございました。改めまして御礼申し上げます。
冒頭、「100個の新産業を共創する」をコンセプトとして掲げられているSUNDRED株式会社・代表取締役の留目真伸氏より「社会実装を前提とした未来共創のアプローチ」をテーマに基調講演をいただきました。
人々が求めるものが明らかではない現代社会においては、オープンな対話を通じた課題認識のすり合わせ、目的の設定からスタートして新産業を共創することが求められているとの提唱からスタート。社会実装を前提とした未来共創のアプローチとして、新たな産業を作り出すためのコアチームを形成すること、実証・実装のフィールドを確立すること、組織の壁を超えて”ヒト・モノ・カネの新結合”を生む「インタープレナー」を育成することが重要、といったお話を伺いました。
続いて、「2022年度総括」および「2023年度活動方針」をICF事務局長より説明。
《2022年度総括》
・社会課題INDEX・社会課題リスト解説動画の会員向け公開
・未来共創プロジェクト(FCP)を3テーマ開催し、課題解決策の検討を実施
・BAP2022等を通じて大企業・一般企業(MRI含む)、自治体等とのアライアンス機会を提供
・ICF/MRIの事業共創成果の発信の場として「MRI DEMO DAY 2023」を開催
《2023年度活動方針》
・ICF発足3年目を迎え、社会課題解決型ビジネスを社会実装へ繋げていくことに注力
・ICF重点テーマのアップデート(昨年度テーマからの展開、世の中の潮流に応じたテーマ設定)
・MRIによるBAPファイナリストを含むスタートアップとの事業共創の更なる強化
・会員同士のつながりの強化、ICF外のエコシステム/ネットワークとの連携強化
プログラムの後半では、過去半年間にご加入いただいた新規会員を中心に、12の企業・団体から各事業の紹介、ICFへの期待についてピッチをいただきました。
閉会後は会場にて交流会を開催しました。登壇いただいた新規会員をはじめ、ICF会員同士による活発な交流が行われ、盛会で終了しました。
終了後のアンケートでは「気づけなかった社会課題や解決方法を考える機会になり、勉強になった」「事業開発のヒントを得られた」「ICF会員になったメリットを感じられた」など、ICF活動へのご賛同のご意見を多くいただきました。
2023年度もICF活動への積極的なご参画・ご提案をいただければ幸甚です。
※会員限定となりますが、当日のアーカイブ動画や発表資料の一部を下方のリンクからご確認いただけます。
プログラム
1) | ご挨拶:株式会社三菱総合研究所 執行役員 高橋 朋幸 |
2) | 基調講演:「社会実装を前提とした未来共創のアプローチ」 SUNDRED株式会社 代表取締役 留目 真伸氏 |
3) | 「2022年度報告・2023年度活動方針」:ICF事務局長 須崎 彩斗 |
4) | 「新規会員ピッチ」:企業・団体 【共創会員】 ①株式会社NTTデータ 執行役員 ソーシャルデザイン推進室 濱口 雅史氏 【企業会員】 ②株式会社Will Smart 代表取締役社長 石井 康弘氏 ③Yaala株式会社 代表取締役 井上 裕子氏 【ベンチャー会員】 ④株式会社ヘラルボニー アカウント部門シニアマネージャー 新井 博文氏 ⑤株式会社ビーコン CEO 廣田 諒氏 ⑥株式会社EduCare 代表 村上 健太氏 ⑦株式会社With the World 代表取締役社長 五十嵐 駿太氏 ⑧株式会社Helte 代表取締役 後藤 学氏 ⑨Maccam株式会社 代表取締役 松山 英嗣氏 ⑩株式会社エイシング 代表取締役CEO 出澤 純一氏 【賛助会員】 ⑪大韓貿易投資振興公社 投資誘致チーム 主任 加藤 基リン氏 ⑫国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 イノベーション推進部 スタートアップグループ 主査 伊吹 信一郎氏 |
5) | 閉会 総会終了後、同一会場にて交流会 |
資料
・ICF総会動画・資料【会員のみ】
本イベントに関するお問合わせ
三菱総合研究所 未来共創イニシアティブ 担当:笠田・大井
E-mail: icf-inq@ml.mri.co.jp