株式会社三菱総合研究所

未来共創プロジェクトApril 01, 2021主な活動の紹介

解決を目指す社会課題のテーマを設定し、定期的なワークショップ活動を通じて社会へのインパクト創出に向けて取り組むプログラムです。目標を共有する企業・団体が一緒になり、課題の構造化、ビジネスモデルの探索や設計、政策へのアプローチなど、マイルストーンを定めて課題解決を推進します。

未来共創プロジェクトでは、共創会員またはICF事務局によって、課題解決に取り組む具体的なテーマを設定し、継続的な検討を行います。月1回×5回を1フェーズの目安として、趣旨に共感する共創会員・一般会員・賛助会員とともに、それぞれが課題解決にコミットするプレイヤーとして活動していくものです。

検討項目は大きく5つのコンテンツに分けられます。起案企業・団体のリードのもと、これらのコンテンツを目的に応じて組合せ、プロジェクト内容を検討、構成します。

1.課題構造化

特定の社会課題をテーマとして、因果関係や相関関係をもつ課題について、ペルソナと課題ジャーニーの検討を通じて抽出して構造化。事業アイデアにつながるニーズのポイントを整理します。

2.事業アイデア探索

課題解決が求められるニーズに対してターゲットユーザを設定し、アーリーアダプター候補へのヒアリングを通じてニーズの深堀を行うとともに、事業アイデア(顧客・提供価値・ソリューション)を探索し、候補を絞り込みます。

3.ビジネスモデル設計

特定の事業アイデアに関するターゲットユーザとニーズの設定を踏まえ、ビジネスモデル(顧客、課題、現状の解決策、提供価値、ソリューション、販路、収益、成果指標、コスト)を設計します。

4.フレームワーク開発

課題解決への視点やコンセプトについて、参加各社によるケーススタディを通じて具体事例を収集するとともに、方法論としてフレームワーク化し、広く活用を広めることで、課題解決の促進に寄与します。

5.政策提言

課題構造にもとづいて、これを転換するための新たな価値化を提示し、統計データやインパクトの試算なども交えながら、転換をうながすための提言を発信します。

未来共創プロジェクトはフェーズごとにマイルストーンをおきながら、フェーズを重ねていき、あるいは参加企業・団体ご自身の取組みとして内部で発展させていくことで、インパクトの創出に向けてThinkとActを継続的に前進させていきます。

未来共創プロジェクト(FCP)一覧

名称活動期間
食生活イノベーション2022年9月~2023年1月(予定)
気候変動2022年9月~2023年1月(予定)
ウェルネス2022年9月~2023年2月(予定)
行動変容(講義編)2021年8月~2021年10月
行動変容(実践編 Part1)2022年1月~2023年3月
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