人生100年時代、働く期間が長くなる中で、年齢によらず自律的な学び・経験を通じてスキルを磨き、そこで得られたスキルを存分に活かして所属する企業や社会に貢献していく生涯のイメージを「プラチナキャリア」と呼んでいます。
昨今、人的資本経営の重要性に対する認識の高まりとともに、企業では人材の価値を最大限に引き出すさまざまな施策の導入が進んでいます。人材戦略のあり方が改めて問われる中、今回の「スモールミーティング」では、人事・企画ご担当者・関係者の方々が日頃考えていることや課題認識を忌憚なく発信していただき、社員一人ひとりが実力を発揮し、プラチナキャリアを具現化していくために必要な会社からの支援や示すべきキャリアの道標に関する意見交換を行いました。
意見交換に先立ち、2022年6月に表彰式を終えた第4回プラチナキャリア・アワードにて最優秀賞を受賞した双日株式会社様の取り組みを「自律的キャリア構築支援のプラットフォームとしての双日プロフェッショナルシェアの挑戦」と題して紹介いただき、話題提供として、ジョブ型雇用形態の子会社 双日プロフェッショナルシェア株式会社(以下SPS)の設立に関する詳細情報を共有しました。
その後、SPS丸山取締役、村山様がご登壇され、SPSにおける人事評価方法やジョブ型雇用のメリットなどの活発な質疑応答が行われました。内容はジョブ型雇用プラットフォームの事業スキーム、人材マネジメント、キャリア形成支援全般に渡り、幅広い話題での意見交換となりました。
(全質疑応答を含むスモールミーティング開催報告書PDF版)
当日は会場・オンライン合わせて参加者は約20名にのぼり、人事、人材開発、ESGご担当に加え大学の教員の方と多様な方々にお集まりいただきました。改めて御礼申し上げます。今回のようなミーティングを起点として、プラチナキャリア実現に向けた取り組みを引き続き皆さまと議論する予定です。
なお、SPS設立につきましては、プラチナキャリア・アワード公式サイト「プラチナキャリア実践事例」ページでもご紹介しています。ぜひご参照ください。
開催概要
■日時
2022年10月17日(月)15時30分~17時(会場・オンライン)
■プログラム
- 開会に先立って(プラチナキャリア・アワード、未来共創イニシアティブ(ICF)活動についてご説明)
三菱総合研究所 未来共創本部 主席研究員 高橋 寿夫 - 自己紹介(参加者全員)
- 事例紹介 -意見交換に先立って-
「自律的キャリア構築支援のプラットフォームとしての双日プロフェッショナルシェアの挑戦」
双日プロフェッショナルシェア株式会社
取締役 丸山 優敏 様
PS事業部 村山 宏 様 - 意見交換・ディスカッション
本ミーティングに関するお問合わせ
三菱総合研究所 プラチナキャリア・アワード事務局 担当:高橋・亀井
E-mail: platinum_career@ml.mri.co.jp