株式会社三菱総合研究所

未来共創プロジェクトDecember 06, 2022気候変動FCP

趣旨・目的

2050年カーボンニュートラル(温室効果ガス(GHG)排出0)に向けて、2030年度時点で46%のGHG削減の目標が掲げられている。短期的にはカーボンニュートラル(CN)へ向けた生活者・企業の行動変容、長期的にはCNを実現する新技術の開発・普及が求められる。そこで、CNに向けた生活者の行動変容を起こすための民間による取り組みをアイデア出し、実現方法の検討を数回のワークショップシリーズで検討する。

活動期間

以下スケジュールにて月1回程度で開催予定。社会課題ディスカッションも別途予定(12月、2月)
 【第1回】2022年9月21日(水)(開催済)
 【第2回】2022年10月21日(金)(開催済)
 【第3回】2022年11月30日(水)(開催済)
 【第4回】2022年12月19日(月)(開催済)
 【第5回】2023年1月25日(水)(開催済)

想定メンバー

CNに向けた生活者の行動変容を起こすための仕掛けづくりを行いたい方、またそれらを民間によるビジネスで解決することに興味のある方

当面のアウトプット

生活者のCN行動変容アイデア創出、ビジネスアイデア具体化、ビジネスモデル仮説構築

開催報告

  • 【第1回】2022年9月21日(水)
    事務局からCNに向けた生活者の行動変容の必要性、背景および関連事例を紹介・共有したのち、オンラインと会場で小グループに分かれ、CNに向けて生活者に変えて欲しい行動およびボトルネックに関する議論をしました。「個人のGHG排出量・削減行動の見える化が必要」「魅力的なGHG削減行動メニューが欲しい」「大人向けに環境意識を醸成する機会がないか」といった活発な意見が出ました。

  • 【第2回】2022年10月21日(金)
    第1回FCPでの議論を踏まえ、特に関心の高かった「個人のGHG排出量・削減行動の見える化」「魅力的なGHG削減行動メニューの提供」に関するトピックを中心に事務局から国内・国外の様々な事例を紹介し、その後、オンラインと会場に分かれ、ビジネスアイディエーションを実施しました。普段の生活や趣味に自然と取り入れられるサービスや、個人の価値観に合わせてエコな行動が選択できるような仕組みづくり等のアイデアが出ました。

  • 【第3回】2022年11月30日(水)
    第2回FCPでの検討を踏まえ、事業仮説を議論するにあたり、実際にスタートアップとして事業に取り組まれているテックシンカーの洪様及びアイデミーの柳田様より、事業概要や普段取り組まれている際に感じている課題意識を共有いただきました。その後、事務局による事業仮説をたたき台として、検討を深める事業仮説を特定し、ビジネスとしての成立性を議論しました。結果として、日々の環境貢献に資する活動にインセンティブを与えるサービス、教育機関向けエコツーリズムパッケージ、メタバースを利用した気候変動テーマ型コミュニティ等の事業仮説があがりました。

第5回のご案内

開催日時2023年1月25日(水) 15:00~17:15
会場三菱総合研究所4階(千代田区永田町2-10-3)
※オンライン(Zoom)での参加も可能です。
プログラム第5回はこれまでの検討結果を踏まえ、グループごとに特定の事業アイデアストーリーを
整理し全体で共有します。
対象ICF会員限定の企画です。ご了承ください。
参加申込申込受付は終了いたしました。

本FCPに関する問い合わせ

三菱総合研究所 未来共創イニシアティブ 担当:中村
E-mail: icf-inq@ml.mri.co.jp

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