株式会社三菱総合研究所

総会・セミナーNovember 28, 20222022年度 ICF中間報告会 開催報告

”共創活動はアクション重視へ”をキーメッセージとして「2022年度 ICF中間報告会」をハイブリッドで開催しました。(開催日:2022年11月17日)
当日は、会場とオンライン合わせて100名超の方にご参加をいただきました。

当社研究理事、亀井信一より「イノベーションを推進するために~生物規範工学の視点をとりいれて~」と題して、基調講演を行いました。

(株)三菱総合研究所 亀井

21世紀だけでなく、その先の22世紀も見据え、生物学と工学の融合を目指す「生物規範工学」という学問領域から得られるイノベーションのための3つの指針(①多様性を失った種は滅びる、② 「際」が成長のポイントとなる、③ 学ぶことが大事で、真似るだけではだめである)について、事例を交えながら解説しました。

続いて、2022年度上半期の活動実績と今後の活動について、

  • 今年度の重点テーマであり、未来共創プロジェクト(FCP)として議論が進行中の『気候変動対応』『ウェルネス』『食生活イノベーション』について、担当者より、これまでの活動内容の報告と今後の予定についてご紹介致しましました。
  • 7月に開催しました「官民連携2.0セミナー」を受けて、その後の参加者アンケートやヒアリングを通じて見えてきた官民連携の課題について見解を述べるとともに、今後の方針として、これを踏まえた、次世代の官民連携のあり方、これを進めるにあたってのアプローチについて説明を行いました。
  • 共創会員限定のイベントとして開催しました「企画業務DX研究会」を通じて得られたインサイトをもとに独自に作成した『企画業務DX企画書』の概要を紹介、企業の企画力・戦略策定力を強化するには、社内の専門家を集め、多様性に富んだチーム編成が重要になること、デジタルツールはそのサポートに有用であることを説明しました。
  • 「ICFビジネスアクセラレーションプログラム(BAP)」の特徴、これまでの実績をご紹介するとともに2022年度の方針、応募状況、ファイナリスト7社のご紹介、現在準備を進めている12月9日の最終審査会について説明をおこないました。また、最終審査会終了後、約3か月間に渡って実施する共創活動(=PoCの実施、ビジネスブラッシュアップ等)の成果を発表する「DEMODAY」(2023年3月10日@大手町三井ホール)の告知を事務局より致しました。

プログラムの後半は、会員の皆様が、それぞれ取り組んでおられる社会課題解決に向けた具体的なアクション、共創活動についてご紹介をいただき、合わせてICFへの期待についても語っていただきました。

【共創会員】
Yokohama Hardtech Hub 桐田 晃 氏
 (三菱重工業株式会社 技術戦略推進室 BI&I部 MTSグループ 主席部員)

Yokohama Hardtech Hub 桐田氏

・新しい価値を生み出す志ある仲間と、共創によるHARDTECHのイノベーションを創発し、ヒトと機械が共生する安全・安心な社会を実現するための共創空間として設置されたYokohama Hardtech Hub(YHH)についてご紹介いただきました。
 

【共創会員】
株式会社三菱UFJ銀行
産業リサーチ&プロデュース部 開発グループ 兼 事業共創投資部 調査役 上月 涼太 氏

(株)三菱UFJ銀行 上月氏

・産業リサーチ&プロデュース部新設の背景および社会課題起点のアプローチ、同部が掲げる重点テーマのなかの事例として高齢化、食の問題についてご紹介いただきました。
 
 

【企業会員】
株式会社ルネサンス ヘルスケア事業本部 ヘルスケアビジネス・アクセラレーター 生涯活躍のまちアドバイザー 近藤 大祐 氏

(株)ルネサンス 近藤氏

・同社が取り組む地域活性化支援事業:健康づくりを起点としたまつづくりの事例(鳥取県伯耆町)、健康サービス付きシニア向け住宅の開発についてご紹介いただきました。
 
 

【ベンチャー会員】
株式会社アイデミー 事業本部 BizDev&Communication部 柳田 晃輔 氏

(株)アイデミー 柳田氏

・同社が従来のDXに加えて新たにGX(Green Transformation)に取り組む理由並びに、GXに必要なノウハウ・人員不足の解消、脱炭素化と産業競争力向上の両立に向けての取り組みについてご紹介いただきました。
 
 

【自治体会員】
神戸市 東京事務所 都市プロモーション担当係長 濱住 康弘 氏

神戸市 濱住氏

・これまでのスタートアップとの共創事例やオープンイノベーションプログラム(flag)および新たな共創に向けてのプロジェクト(KOBE里山SDGsプロジェクト、Urban Innovation KOBE 実証プロジェクト)についてご紹介いただきました。
 
 

【賛助会員】
国立研究開発法人科学技術振興機構
「科学と社会」推進部 未来共創企画グループ 主任専門員 難波 浩 氏

科学技術振興機構 難波氏

・「未来社会デザインオープンプラットフォーム(CHANCE)」、CHANCEの一環である2050年の未来像を具体化し、課題を見いだす活動※、および2022年のICFでの活動状況(考え方と具体的な展開)についてご紹介いただきました。

※「つくりたい未来を実現するための8つの鍵」・・・https://www.jst.go.jp/sis/co-creation/items/8keys.pdf

 
プログラム終了後には、会場参加者による交流会を行いました。会場を後にされる方も殆どなく、登壇者をはじめ参加者同士の活発な意見交換、ネットワーキングが行われ、大いに盛り上がりました。

本イベントについて、アンケートに回答いただいた参加者のほぼ全員の方から「満足」以上の評価をいただきました。また、「どれも興味深い内容であり、各社の取り組みをもう少し聞きたかった」との意見も複数頂戴しています。

社会課題解決に向けた具体の共創活動に繋がるよう、事務局メンバー一同、フォローアップをおこなっていく所存です。

ICF会員限定で当日のアーカイブ動画をご案内しております。こちらからご覧ください。

本イベントに関するお問合わせ

三菱総合研究所 未来共創イニシアティブ 担当:八巻・笠田
E-mail: icf-inq@ml.mri.co.jp

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